テレビ中継で見るような「ボールの軌跡(弾道)」が、自分のスマホ動画でも再現できたら素敵だと思いませんか?
「自分の球筋を客観的にチェックしたい」
「SNSで映えるカッコいいスイング動画を作りたい」
そんなゴルファーの願いを叶えるのが、今話題の「ゴルフ弾道計測・軌跡アプリ」です。
しかし、アプリストアには類似アプリが溢れており、「どれが無料で使えるのか?」「Androidでも動くのか?」と迷ってしまう方も少なくありません。
そこでこの記事では、定番の有料アプリから、手軽に試せる無料アプリまで、実際に使えるおすすめツールを厳選して比較・紹介します。特に人気のある「Smooth Swing」や「Shot Tracer」の使用感や、綺麗に撮影するためのコツも解説します。
この記事でわかること
- 【比較表】無料・有料のおすすめ弾道アプリ機能一覧
- iPhone・Android・PCそれぞれの対応状況
- 「Smooth Swing」や「Shot Tracer」のメリット・デメリット
- アプリを使った練習で効率よくスコアアップする秘訣
【徹底比較】ゴルフ弾道・軌道追跡アプリおすすめ3選
まずは、現在主流となっている主要なゴルフ弾道アプリを比較表でチェックしましょう。ご自身の端末(iPhone/Android)や予算に合わせて選ぶのがポイントです。
| アプリ名 | 価格 | 対応OS | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Shot Tracer | 有料 | iOS / Android | テレビ級の編集が可能。 機能最強の定番アプリ。 |
| Smooth Swing | 無料 (内課金あり) |
iOSのみ | 操作が超シンプル。 初心者におすすめ。 |
| Swing Profile | 無料 (内課金あり) |
iOSのみ | スイング分析に特化。 自動撮影機能が便利。 |
1. Shot Tracer(ショットトレーサー):本気で軌道を作るならこれ
ゴルフ弾道アプリの代名詞とも言えるのが「Shot Tracer」です。YouTubeやInstagramで見かけるクオリティの高い動画の多くは、このアプリで作成されています。
メリット:
ボールの軌道を赤や青の線で鮮やかに描画できるだけでなく、飛距離表示や最高到達点の数値化など、テレビ中継のようなリッチな加工が可能です。iPhoneだけでなく、Androidにも対応している数少ない高機能アプリです。
デメリット:
有料(買い切りまたはサブスクリプション)であり、多機能ゆえに操作に慣れるまで少し時間がかかる場合があります。
2. Smooth Swing アプリ:iPhoneユーザーに最適な無料の入り口
「まずはお金をかけずに試してみたい」というiPhoneユーザーから絶大な支持を得ているのがSmooth Swing アプリです。
使い方と特徴:
このアプリの最大の魅力は「シンプルさ」です。複雑な設定をせずとも、スイング動画を読み込ませるだけで自動的にボールの動きを検知し、軌跡を描いてくれます。初心者が自分の弾道を客観的に見るための最初のステップとして非常に優秀です。
3. Androidユーザーの選択肢は?
Androidユーザーの場合、iPhoneに比べて選択肢が少なくなります。現状では、有料版の「Shot Tracer(Android版)」が最も確実で高機能な選択肢です。
簡易的なスイングチェックであれば「ゴルフスイング・チェッカー」などの無料アプリも存在しますが、綺麗な「弾道の線(トレーサー)」を描く機能に関しては、やはり有料版のアプリが一歩リードしています。
アプリの精度を劇的に上げる「撮影の3つのコツ」
「アプリをダウンロードしたけれど、うまく軌道が表示されない…」
そんな悩みを抱えるゴルファーのために、アプリの認識精度を高める撮影テクニックを紹介します。
① スマホを「固定」する(最重要!)
手持ち撮影による「手ブレ」は、アプリがボールを見失う最大の原因です。100円ショップの三脚でも構いませんので、必ずスマホを固定して撮影しましょう。これだけで、プロのような安定した映像になります。
② 背景とのコントラストを意識する
アプリは「白いボール」を画像認識して追跡します。そのため、背景が曇り空(白っぽい)だとボールと同化してしまい、追跡が切れやすくなります。できるだけ緑の芝や木々、あるいは濃い色のネットが背景に来るアングルで撮影するのがポイントです。
③ インパクトの瞬間をフレームに収める
スイング全体を撮ることも大切ですが、インパクトの瞬間にボールが画面の端すぎると追跡が切れてしまいます。アドレス時にボールが画面の「中央下」あたりに来るようにセッティングしましょう。
アプリ分析で見えてくる「上達の課題」
弾道アプリで自分の球筋(スライス、フック、チーピンなど)を客観視することは、上達への近道です。しかし、ただ線を引いて楽しむだけではスコアは縮まりません。
例えば、アプリで「極端なスライス軌道」が判明した場合、軌道修正の練習が必要です。しかし、闇雲に練習量を増やしても逆効果になることがあります。練習の質については、以下の記事も参考にしてみてください。
また、弾道が見えるようになると「もっと飛ばしたい」「もっと綺麗なドローを打ちたい」と欲が出てきますが、スコアメイクの基本は「ミスを減らすこと」です。
▶ 全部ボギーで回るという考え方が100切りの近道になる理由
PC(パソコン)での弾道分析は必要?
「ゴルフ 弾道 アプリ PC」と検索される方もいますが、PCでスマホアプリのように手軽に弾道加工ができるソフトは一般的ではありません。PCを利用する場合は、以下の2パターンが主流です。
- プロ用測定器(TrackMan等)のデータ解析:
数百万円する機材とPCを接続して詳細な数値を分析する方法。 - スマホ動画の管理・編集:
スマホで撮影した動画をPCの大画面に移し、編集ソフトでコマ送りやスロー再生をしてフォームを確認する方法。
一般のアマチュアゴルファーであれば、まずはiPhoneやAndroidのアプリで完結させるのが、コストパフォーマンスの面でも最適です。
まとめ:弾道アプリでゴルフライフを変えよう
最新のゴルフ 弾道 アプリは、単なる遊び道具ではありません。自分のショットを可視化し、ゴルフで100切りを達成するための強力なパートナーとなります。
▼今日から始めるアクションプラン
- まずは無料のSmooth Swing(iPhone)か、本格派のShot TracerをDLする。
- 練習場にスマホ用三脚を持参する。
- ゴルフの一人練習で自分の弾道を撮影し、SNSや自分の記録として保存する。
もし、「毎日練習しているのに、アプリで見ると全然スイングが良くならない…」と悩んでいる方は、練習の方向性が間違っている可能性があります。そんな時は、一度立ち止まって練習方法を見直してみましょう。
テクノロジーを味方につけて、あなたのゴルフライフをより楽しく、よりレベルの高いものにしていきましょう!