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ゴルフでハイネックはマナー違反?襟の高さ4cmの正解とユニクロの注意点

「ゴルフ場でハイネックを着たいけれど、マナー違反と言われないか心配…」
「ユニクロのタートルネックや、最近流行りのモックネックは着て行っても大丈夫?」

そんな不安をお持ちではありませんか?

結論から言うと、現在のほとんどのゴルフ場ではハイネックやタートルネックは「OK」です。しかし、名門コースやドレスコードが厳しい場所では「襟の高さ」や「素材感」によってNGを出されるケースも存在します。

この記事では、ゴルフ歴やコースの格式に合わせた「絶対に失敗しないハイネックウェアの選び方」を解説します。具体的な襟の高さの基準(4cmルール)や、ユニクロなどの活用法も紹介しますので、次回のラウンドの服装選びに役立ててください。


この記事のポイント

  • 結論:基本はOKだが、格式高いコースでは注意が必要
  • 基準:「襟の高さ4cm以上」がマナーの分かれ目
  • 注意点:ユニクロなどの「下着見え」する素材は避ける
  • トレンド:モックネック(襟低め)着用時の注意点

ゴルフのハイネック服装マナー:OKとNGの境界線

ゴルフはエチケットを重んじるスポーツですが、ファッションのカジュアル化に伴い、ハイネックやタートルネックは「準礼装」として広く認められるようになりました。しかし、全てのハイネックが無条件で許されるわけではありません。

【重要】襟の高さは「4cm以上」が安全圏

多くの名門コースや公式競技のドレスコードにおいて、ハイネックシャツを着用する場合の基準として「襟の高さ」が言及されることがあります。

一般的に、襟の高さが4cm以上あれば「襟付きシャツ」と同等とみなされ、マナー違反になることはほぼありません。逆に、襟が極端に低い(1~2cm程度)の「モックネック」タイプは、Tシャツと見なされ、入場を断られるリスクがあるため注意が必要です。

「入場時」と「プレイ中」の違い

ハイネックシャツでプレイすることは問題なくても、クラブハウスでの過ごし方や帰りの服装としては、その上に「ジャケット(ブレザー)」の着用を求められる場合があります。

特に冬場、タートルネックの上にダウンジャケットを着て入場するのは、カジュアルなコース以外では避けたほうが無難です。入場時はジャケットを羽織ることで、ハイネックでもきちんとした印象を与えることができます。

「モックネック」と「タートルネック」の違いと選び方

検索でもよく調べられているのが、襟を折り返さない「モックネック」の扱いです。

モックネックはマナー違反?

近年、プロゴルファーの着用率も高く、非常に人気があるモックネック。カジュアルなコースやパブリックコースでは全く問題ありません。

しかし、前述の通り「襟の高さ」が足りないデザインの場合、厳格なコースでは「Tシャツ」と判断される可能性があります。ビジターとして名門コースを訪れる際は、念のため襟付きのポロシャツを選ぶか、襟高がしっかりあるタイプを選ぶのが「大人のマナー」です。

自分に合ったウェアで楽しむ

タートルネックは首元が暖かく冬場に最適ですが、スイング中に首元の圧迫感が気になる方もいます。逆にモックネックは首元がスッキリして動きやすいのが特徴です。機能性とマナーのバランスを取りながら、ゴルフを心から楽しむためのウェアを選びましょう。

メンズゴルフウェア:ユニクロは着て行っても平気?

「ゴルフウェアは高いから、ユニクロで代用したい」と考える方は多いはずです。結論から言えば、ユニクロも選び方次第で十分に通用します。

ユニクロのタートルネックを選ぶコツ

ユニクロのゴルフ用タートルネック(モックネック)としても使えるアイテムは優秀です。ただし、選ぶ際には以下の点に注意してください。

  • 素材感:「ソフトタッチタートルネックT」のような綿素材は、洗濯を繰り返すとヨレやすく、肌着(下着)のように見えてしまうことがあります。
  • 機能性素材を選ぶ:スポーツ向けのドライEX素材や、ハリのある素材感のものを選びましょう。

冬場のコーディネートやインナー選びに迷ったら、コストパフォーマンス抜群のユニクロのメンズゴルフウェアを上手に取り入れてみてください。

裾はインするべき?

ハイネックやモックネックの場合、裾のデザインが「リブ加工」などで出して着ることを前提に作られているもの以外は、基本的にパンツにイン(タックイン)するのがマナーです。裾を出していると、だらしない印象を与え、スコアメイク以前に同伴者に不快感を与える可能性があります。

季節別:ハイネックウェアの着こなしトレンド

【夏】ハイネック半袖のメリット

夏場にポロシャツではなく「ハイネック半袖」を選ぶメリットは、首元の日焼け防止と、スポーティな見た目です。首元が詰まっているため、直射日光を防ぎ体力を温存できる効果もあります。

【冬】インナーとしてのハイネック

冬のゴルフでは、ポロシャツの下に「ハイネックインナー」を重ね着するスタイルが定着しています。
特に真冬のラウンドでは、機能性インナーの上にピステのような防寒着を合わせることで、動きやすさを損なわずに防寒対策が可能です。

レディースゴルフウェアのハイネック事情

女性のゴルフウェアにおいては、ハイネックは非常にポピュラーでおしゃれなアイテムとして確立されています。

女性は襟付きでなくてもOKな場合が多い

レディースウェアはメンズに比べてデザインの自由度が高く、襟付きでなくても「ゴルフウェアとして販売されているハイネック」であれば、ほとんどのコースで問題ありません。
ただし、極端に露出が多いものや、身体のラインが出すぎるものは避け、上品さを保つことがポイントです。

ゴルフのハイネックマナー完全ガイド:まとめ

今回の記事の要点をまとめます。

  • ハイネックは基本的にOKだが、コースの格式を確認する
  • 安全圏は「襟の高さ4cm以上」のタイプ
  • モックネックはTシャツに見えないしっかりした素材を選ぶ
  • ユニクロを使う際は「下着見え」しないハリのある素材を
  • シャツの裾は、出して着るデザイン以外は「イン」するのが基本
  • 冬場はインナーとして、夏場は半袖ハイネックで快適に
  • 入場時はハイネックの上にジャケットを羽織れば完璧

「ゴルフ ハイネック マナー」と検索されたあなたが、自信を持ってウェアを選び、気持ちよくラウンドできることを願っています。まずはご自身の行くゴルフ場のホームページで「ドレスコード」を一度チェックしてみるのが一番の近道です。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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